観測史上初 2009年 10月 03日

今夜は十五夜。東京地方は生憎の雨。

冷夏だったとはいえ、9月だと「まだ夏」と思えなくもなかったのですが、10月になると暦の上でももうすっかり秋。実際かなり肌寒いです。皆さん、体調には充分気を付けてくださいね。


東京を含めた内地では冷夏だったものの、逆に沖縄では例年より暑い夏だったようで、那覇では9月が丸々全日最高気温が30度を超える「真夏日」だったとのこと。これは沖縄気象台、観測史上初めてのことです。

沖縄の真夏日は8月9日から連続54日間続いており（10月1日時点）、これも観測史上5番目の記録。

理由は台風が少なかったことと言われています。沖縄辺りに停滞している暑い空気を台風が北に押し上げることが出来なかった分、沖縄が暑く、内地が涼しい夏になったようです。

もうひとつの理由が、やはりご多分に漏れず「温暖化」。沖縄気象台の発表では「那覇では過去100年で気温が1.1度上昇」しているとのこと。今年の沖縄の暑い夏とも関わりはあるだろう、と言っています。


昨日から沖縄に行っている、沖縄好き仲間のしーじゃ（先輩）から電話がありました。
「こっちはすごく暑いよ。10月でこんなに気温が上がったのは観測史上初らしいよ！」


東京がオリンピック誘致に失敗したこの晩夏、沖縄では今年の世界陸上並みの新記録ラッシュです。