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老舗のそば屋さんの閉店

老舗のそば屋さんの閉店_c0108695_8474333.jpg

東京下北沢の老舗の沖縄そば屋さんが閉店しました。

今では沖縄料理屋激戦区となっている下北沢に、まだ沖縄色が根付いてない頃から営業していた沖縄そば屋さん。長い間この街の沖縄文化を牽引していたお店です。
ボクも下北沢に住んでいた頃から、何度もそばやチャンプルーを食べに足を運びました。

営業最終日の店内はとても混雑していました。閉店を聞きつけ、たくさんのファンが名残を惜しみに集まって来たのでしょう。ボクは食券器で「ソーキそば」のチケットを1枚購入し、カップルが座るテーブル席に相席しました。


沖縄そば屋はここ数年で大変な変革期を迎えています。元々中国の麺類に近くコシがないと言われていた麺は、内地のラーメンの影響からかカン水や木灰を利かせたコシや歯ごたえのある麺に変化し、それに伴いスープも特徴的でインパクトの強い味が好まれるようになり、店々が個性を前面に出すようになりました。当然内地に出店する沖縄そば屋もレベルアップし、今や本場に負けないくらい美味しいそばを出すお店も少なくありません。

久しぶりに食べた下北沢の老舗そば屋さんのソーキそばは、麺もゆるく、スープはカツオと豚骨の出汁がどちらも突出しないというバランスで調和している感じ。ソーキは味が染みていないのに肉汁が全部流れ出ていてパサパサでした。
想像するに、このお店の店主の方が沖縄にいらっしゃった頃の沖縄そばの味なのではないでしょうか。しかし、この時代にこのそばを950円で出していたのでは、失礼ながら先があるとは思えません。東京だとはいえ、もっと安くもっと美味しいそばを出すお店は、今や近所に何件もあるのです。閉店は、時代の流れなのでしょう。


丼を持ち上げ、最後の一滴までぐっとスープを飲み干し、完食。店主にご馳走さまを言い、お店を後にしました。今まで長い間、ありがとうございました。お疲れ様でした。
by sin-cap | 2009-09-28 08:47 | ・島酒/島食物
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熊本生まれ、東京在住の沖縄好きデザイナー・岡山進矢が"てーげー"にお送りする美らブログをどうぞ、うさがみそーれ。