泡盛部 玉友

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相変わらず精力的に活動を続ける「泡盛部」。
北の酒造所から順に一蔵ずつ南下していっているテイスティングは、早くも本島南部へ。
今回のテーマ銘柄は「県内唯一甕仕込!」でお馴染み、石川酒造場の「玉友(ぎょくゆう)」でした。

玉友は実に不思議な泡盛でした。


まず、ラベルが面白い。一般的に泡盛ラベルによく使われる青、赤、緑といったいわゆる「泡盛カラー」が使われて泡盛らしい雰囲気なのですが、そのデザインの中身はまるで日本酒のそれ。「金杯」「大吟醸」「風味佳良」などの文字が並び、塗り杯やひょうたん、日本米の稲穂の絵が配されています。
そもそも長粒米の、しかも砕けた米を使うことが多い泡盛で、米の外側を削って仕込むという意味の「大吟醸」とはこれいかに?と部員で謎解き議論をしてみたのですが、「日本酒のラベルを参考にして作ったのでは?そんなに深い意味はないんじゃないの?」という結論に。
真実のほどは解りませんが、まあそんなところではないでしょうか。


さて、実飲。
まずストレートでグビッ。甘み、香りのバランスが良く、美味しい!だけどストレートだと、堅い感じがします。ワインで例えると「開いていない」感じ。

開かせようと水で割ってみると、ああ、これがいただけない。香りはそれほど開かないのに、全体的にただ薄まってしまいます。

そこで、秘密兵器。コントレックス登場。最近ボクが泡盛の割水としてハマっている、フランス産の超硬度ミネラルウォーターです。
隆起珊瑚で出来た島・沖縄の水は、ミネラル分が豊富に含まれており、硬い。その硬い水で仕込まれた酒は、硬い水で割るのが相応しいだろう、という考え方。
これがピタリとハマる。軟水では開かなかった香りがパーッと開き、甘味や穀物の味わいもジワジワと出てきます。まるでジュースを飲んでいるような優しさ。ここまで優しくなると飲み過ぎてしまってヤバいぞ!
これまで色んな泡盛で軟水、硬水割りを試してきましたが、これほど差がでる銘柄も珍しいです。

その後、軟水でもお湯割りにすれば開き、美味しくいただけることが判明。良いお酒です。


各々、好きな飲み方を発見すると、今度は食べ物との合わせを検証。
主宰の升本屋さん提供の「塩みつかりんとう」や部員が持ち寄ったおつまみ類、はたまた宮古島土産の「あんだんすー」などのと組み合わせを楽しみました。


部活動も後半になると、いつの間にか会場は満杯状態。泡盛に合う音楽選びで喧々諤々もう一盛り上がりし、笑い声が絶えないゆんたく場状態に。
それもそのはず、この泡盛の「玉友」という名前は「最高の友」という意味。
この日も最高の泡盛友達たちと、部活時間をオーバーし遅くまで盛り上がりました。
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by sin-cap | 2009-06-17 11:39 | ・島酒/島食物
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