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シーサーの阿吽

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沖縄の守り神、お馴染みシーサー。
シーサーは一般的に、門構え等に向かい合い一対2頭で飾られていますが、元々は一頭だけだったといいます。屋根の上に佇むシーサーは今も1頭ですね。

2頭構えのスタイルは、同じルーツの弟分「狛犬」から逆輸入的に影響を受けたとの説もあり、口が開いているものと閉じているものが対になっている形もそのとき一緒に入ってきた阿吽(あうん)のスタイルではないかと言われています。

一般的な区別では、口が開いている方が雄。閉じている方が雌です。
ですがこれも時代を遡るとその区別はなされておらず、口が閉じている雄のシーサーも存在します。

比較的近年になってから、ガオーと吠えているような勇ましい姿が雄、口を閉じた慎ましやかな姿が雌、とのイメージで雌雄の区別が言われるようになったようです。
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by sin-cap | 2009-05-31 00:52 | ・島文化/島歴史

くんぺん

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このブログにもたまに書き込みをいただく、東京でお知り合いになった沖縄在住のお友達。そのお友達が再び上京し、「沖縄菓子と中国茶を嗜む茶会」というなんとも興味深い催しを開いたそうなのですが、ボクは残念ながら所用で出席できず。後日図々しくも、お土産の「沖縄菓子の詰め合わせ」だけ頂戴しました。

その中のひとつ、琉球菓子「くんぺん」。


くんぺんとは漢字で「薫餅」または「光餅」。
法事や祝い事の際に出される特別な盛り菓子です。

かつては琉球王朝で食べられていたという伝統ある高貴なお菓子だけあって、その材料は小麦粉、卵、ごま、ジーマーミー(ピーナツ)、砂糖など当時は貴重だった食材のオンパレード。

甘さはしっかりしているのに、味わいは素朴で上品。ごまやピーナツバターの風味がよく効いていてとても美味しいお菓子です。


ちなみに、このくんぺんを模して、庶民が安価な材料だけで作り上げたのが以前ご紹介した「タンナファンクルー」。こちらも負けずと美味しいお菓子です。
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by sin-cap | 2009-05-30 01:32 | ・島酒/島食物

にーびち

私事で恐縮ですが、昨日は結婚記念日でした。
3年前の5月28日、慎ましくも賑々しい結婚式を行いました。

すでに沖縄に魅了されていた我々夫婦(主にボク)は、結婚式においても沖縄風の結婚式テイストを取り入れたくって、色々と工夫したものです。


沖縄の結婚式といえば「大人数」「数多くの余興」「かぎやでふう(沖縄舞踊のひとつ)」「ご祝儀の相場が約1万円」「乾杯の挨拶を待たず飲み始める」「最後は全員でカチャーシーを踊る」と、色々な楽しい特色があります。しかしさすがに親や親戚に見守られる中、東京の式場でそこまで濃い趣味には走ることは出来ません。

結局我々夫婦が取った形は、ご祝儀を頂く形をやめた会費1万円のパーティスタイル。我々の儀式を「披露」するというよりは、我々が催すイベントで持てなそう、というものでした。

なるべくたくさんの方をお招きできるよう、広い庭を持つ2階建ての会館を丸ごと借り切り。お集りくださった皆さんと、とても思い出に残る時間を過ごさせてもらうことが出来ました。来てくださった皆さん(いらっしゃいましたら)その節は本当にありがとうございました。

ボクがもうひとつ密かに企んでいたのが、会場の真ん中にでっかい泡盛のかーみ(かめ)を置くこと。しかし予算とか入手方法とか漂うであろう香りとか、色んな理由で断念しました。
こればっかりは心残りだなったなぁ…、と3年前に思いを馳せながら、3年前から継ぎ足している自宅の泡盛かーみの古酒を傾けた結婚記念日の夕べなのでありました。
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by sin-cap | 2009-05-29 10:23 | ・島メモ

東京のそばが美味しくなった

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大好きな沖縄に想い焦がれながら、東京で沖縄料理をよく食べているのですが、最近東京の沖縄そばがずいぶん美味しくなったように感じます。

食べ慣れて自分の嗜好が変わってきたのか、それとも東京の沖縄そば屋さんのレベルが全体的に上がってきたのか、ハッキリ理由はわかりませんが。たぶんその両方なのでしょうね。

もともと「コシ」で食べさせる内地の麺類と違って、沖縄そばは中国風の柔らかい食べ応え。しかし最近のものは本場沖縄も含め、コシが強く歯応えやのど越しの良いものが増え、それに伴いスープも複雑な味の構造になってきています。内地でのラーメンの進化に似ていますね。

個人的には柔らかいタイプもコシのあるタイプもどちらも結局は好きなんですが、ジャンルが進化することで、全体のレベルが底上げされるのは、ファンとしては歓迎すべきことですね。


って偉そうなことを言いながら、今日も東京で沖縄そばをすするのです。あー、まーさんどー(うまい)。
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by sin-cap | 2009-05-28 21:58 | ・島酒/島食物

裏ペリー

昨日の記事で「1853年5月26日、浦賀に先駆けて琉球にペリー提督来港。それを記念し5月26日は琉米親善の日とされた」と書かせていただきました。

しかし、実はその微笑ましい(?)お話には裏面がございます。


那覇沖に停泊したペリー提督ご一行は首里城への訪問を希望。
しかし首里城に住まわれていた琉球王国の国王はそれを拒絶。
ペリー提督ご一行は武装兵を従え首里城まで進軍。
国王はやむを得ずペリー提督と武装解除した側近数人のみを場内に招き入れ、開国を促す大統領親書を持参したご一行に対し、通常よりワンランク下の茶菓子と料理でもてなしやんわりと拒否。
しかしそれがアメリカ人に通じるはずもなく、ご一行はおもてなしに大感激。
お返しに同行のフレンチシェフの料理を振る舞った、とか。
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by sin-cap | 2009-05-27 11:58 | ・島文化/島歴史

ペリー来琉

ペリー提督、黒船とともに浦賀に来着。たった4隻で夜も眠れないほどの衝撃が日本の国に!

しかし、ご存知でしたか?実はペリー提督、それ以前に琉球にお立ち寄りだったということを。

1853年の今日、ペリー提督来琉。それに因んで復帰以前5月26日は「琉米親善の日」という記念日でした。
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by sin-cap | 2009-05-26 15:12 | ・島文化/島歴史

24@竹富島

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八重山諸島一の観光スポット、魅惑の「竹富島」。
その竹富島のラッキーナンバーは、ずばり「24」です。

竹富島の位置は北緯24度、東経124度。
年間平均気温は24度で、年間平均雨量は2400mm。
島の最高標高は海抜24m。
24番目の国立公園で、国指定24番目の重要伝統的建造物群保存地区となっております。

ちなみに島には24頭の水牛と、24匹の犬がいます。
(平成20年4月24日調べ)
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by sin-cap | 2009-05-25 02:50 | ・島文化/島歴史

沖縄と昆布

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以前「沖縄の昆布消費量は日本一!」と以前書きました。が、それはひと昔前までのことだったようです。大変失礼しました。

近年の沖縄(那覇市)の順位は7位前後。全国平均と比較してみても約1.1倍程度の量というから、「ダントツにの消費量」と言われてた時代からすると激減と言っていいでしょう。

原因は「食の西洋化」や「伝統食離れ」と言われています。


かつて、幕府から中国へ朝貢品を贈る中継地点として機能していた琉球王朝。その際主要産物だった昆布の難有り品や下等級品を消費したことから、沖縄で採れないはずの昆布が沖縄料理に必要な存在となりました。

出汁として使われるのはもちろん、クーブイリチー(昆布の炒め物)やクーブマチ(昆布巻き)、おでんや汁物の具としてもたくさん食べられていた昆布。


かつて「世界一の長寿の島」と謳われていた沖縄。驚くことに、その沖縄県の男性の平均寿命は、今や日本の都道府県の順位で半分以下の位置。昆布を始めとする「伝統食離れ」と無関係とは思えません。
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by sin-cap | 2009-05-24 14:32 | ・島酒/島食物

三本なのにシークァーサー

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一昨日の日記タイトルと並べたかったけど、ま、いいさー。


我が家の「目指せ・ウチナー庭」ですが、シークァーサーの若木が3本植わっています。これもネットショッピングで沖縄からお取り寄せしたもの。現在高さは1m程。まだまだ小さく細いけれど、緑色が強々しくとても頼もしいです。

沖縄の田舎に行くと、3mをゆうに越えその家のシンボルツリーにまで成長しているシークァーサーを見ることがあります。それらの家では、たわわに実る果実を2階の窓から収穫していました。

縁側や窓辺に腰掛け、飲んでいるグラスにちぎったシークァーサーをキュ〜っと搾る。この夢が叶うのはいつの日か。

「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」という言葉があります。
18年は大袈裟ですが、それほど成長の遅い柑橘類。しかも亜熱帯からやってきたシークァーサーともなると、ここ東京で実がなるまでに成長するには10年以上の歳月がかかるでしょう。


まぁ、よんなーよんなー(ゆっくりゆっくり)大切に育てていきましょうね。
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by sin-cap | 2009-05-23 12:26 | ・島自然

梅雨入り

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東京での良い陽気にうっかりしているうちに、沖縄は梅雨入りをしていました。

GWからこっち沖縄は小雨で、県内10ダムの貯水量も50%を切っていました。観光客にとってはあまりありがたくない雨ですが、そういった意味では沖縄にとって恵みの梅雨入りですね。


今年の沖縄・奄美地方の梅雨入りは5月18日。
例年だと沖縄県が5月8日頃、鹿児島県奄美地方が5月10日頃ですので、10日ほど遅い梅雨入りとなりました。しかしながら昨年は5月22日と観測史上ん〜番目に遅かったですから、それに比べるとまだマシというか何というか。

とはいえ、内地の人からすると「早っ」と言ってしまいそうな梅雨入り日。その分、梅雨明けも早いです。例年だと6月23日頃。

その後、沖縄は本ッ格的な夏に突入します。
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by sin-cap | 2009-05-22 13:14 | ・島自然
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